2010年に設立された「au損害保険」は、「保険をケータイ」することを目指し

2010年に設立された「au損害保険」は、「保険をケータイ」することを目指し、スマートフォンなどから気軽に手続きできる保険販売で注目されている。とくに自転車保険の分野ではパイオニア的な存在で、シニア世代からも好評を得ている。

 ■業界初!70歳からの自転車保険

 子供からシニアまで気軽に乗れる自転車は便利な半面、それなりにスピードも出るため、一歩間違えば危険な乗り物にもなる。最近、自転車事故で多大な損害賠償費用を請求されたケースが報道されたこともあり、自転車の危険性に関心が集まっている。

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 一方で、近年は元気なシニアが増え、高齢になっても自転車に乗り続ける人が多い。しかし、警視庁のデータによると、自転車事故による死亡者の約7割が65歳以上の高齢者だという。そのため、自転車保険の必要性がクローズアップされている。実際、自転車保険加入の義務化を実施する地方自治体も出てきている。

 そんななか、同社は昨年10月、70歳以上専用の自転車向け保険「Bycle S(バイクル エス)」を発売した。荒尾尚・執行役員兼営業開発部長(55)は「自転車保険は年齢制限のあるものが多く、これまでシニア世代の加入は困難でした。アクティブシニアが増えるなか、そのニーズに応えたいと『Bycle S』を発売しました」と発売経緯を話す。

 ■充実の保証・サービス内容

 Bycle Sは発売以来、シニア世代や高齢の親が自転車に乗っているのを心配する40-50代の子世代の支持を得ている。

 その理由は、(1)70-89歳を加入対象としている(2)万が一、加害者や被害者になった場合も安心の補償(個人賠償責任を最大2億円補償・示談代行サービス、法律相談費用および弁護士費用などの補償)(3)ケガのサポート(日常生活でのケガも対象、自転車事故でのケガは死亡保険金および入院一時金が2倍、ヘルメット着用時の自転車事故での死亡は別途100万円)(4)事故やトラブル時の安心サービス(24時間365日の事故受付、自転車故障の場合は無料搬送)-という充実の内容となっているからだ。

 特に、国内初となる「ヘルメット着用中死亡特別保険金補償特約」(ヘルメット特約=死亡保険金とは別に特別保険金100万円を加算する特約)は、東京都の要請を同社が受け、ヘルメット着用を促進するために開発したという。

 自転車死亡事故に占める頭部損傷の割合は6割と高いが、ヘルメットを着用した場合の死亡率は4分の1に低減するというデータもあり、ヘルメット着用の重要性は高まっている。そして、保険という形で元気なシニアの自転車ライフを応援する同社の商品は、いつまでもアクティブでいたいシニアにマッチしているようだ。(「オレンジ世代」取材班)

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